不妊治療をスタートする前に治療した病気があります。
- 2012年(28歳)子宮頸部高度異形成
- 2018年(34歳)子宮内膜ポリープ
発覚してどのように治療したかを載せています。「子宮頸部高度異形成で円錐手術をしたことにより不育症になってしまいました。」詳しくはこちらを↓↓↓
子宮頸部高度異形成
子宮頸部の細胞ががんとは言えないががんに進行する可能性が高い状態です。
検査に行ったきっかけ
子宮頸部高度異形成が発覚したのは2012年(当時28歳)でした。
以前に子宮がん検診を受けた結果が細胞診検査クラスⅡでした。半年に1回の定期検査をするように言われていたのですが、面倒に思い行ってませんでした。
自覚症状がほとんどなく気付いた時には進行していることがあるので定期検診は欠かせないのですが、
私の場合に限ってかもしれないのですが自覚症状がありました。急に体調が悪い日が増え始めたのです‼︎
- 今まで風邪を全く引かなかったのに良く風邪をひくようになった。
- 少量の不正出血が続いている
- 車通勤で、仕事から帰宅した時に、歩けないくらいフラフラになり車の中で仮眠をとり家に帰ってました。(今思えば貧血だったのかも…)
明らかに体調がおかしいと思い、思い当たる事といえば不正出血もあったので放置していた、「子宮がん」かも知れないと思い病院に行くことにしました。
検査の結果
子宮がん検診の細胞診検査でクラスⅢbで、子宮頸部高度異形成(CIN3)が発覚しました。1,2年で急に進行していました。
- 軽度異形成(CIN1)…異型細胞が上皮細胞の1/3以内
- 中度異形成(CIN2)…異型細胞が上皮細胞の2/3まで
- 高度異形成・上皮内がん(CIN3)…異型細胞が上皮細胞の2/3以上
- 子宮頚がん(I期)…がん細胞が上皮の外まである
3泊4日の入院で、子宮の入口付近である子宮頸部の病変部位を円錐状に切り取る円錐手術を受けることになり、病変部位を病理検査に出してもらって切除した断面に、病変がないかを調べてもらい、結果は陰性で治療終了になりました。
当たり前だけど、
早期発見、早期治療が大事です。定期検診は面倒がらずに絶対に行ってください。後からの後悔が半端じゃないです。
円錐手術をしたあと、妊活・妊娠中のトラブル
円錐手術を受けても、不妊になる可能性は限りなく低いとされていますが
子宮頸管が短くなると子宮頸管粘液の分泌量が少なくなり、精子の子宮内へ侵入がスムーズにいかなくなる可能性があったりします、受精卵の着床には支障なく妊娠も可能だそうです。
妊娠中のトラブルとして、切迫流産や早産を招く子宮頸管無力症のリスクもあるとされています。妊婦検診で発見され、必要な処置を行えば無事に出産できるケースがほとんどだそうです。
私はこの円錐手術をして、かなり深い部分まで取ることになってしまいました。
不妊治療が上手くいって、妊娠5ヶ月の時に子宮頸管無力症になってしまい『天使ママ』になりました。
子宮内膜ポリープ
子宮内膜の細胞が何らかの原因で異常増殖を起こし子宮内腔にできたイボのようなもので多くは良性の腫瘍です。
自覚症状がない人が多く、不正出血や重い生理痛や貧血症状を伴うこともあるそうです。
検査に行ったきっかけ
2018年(当時34歳)私の場合、自覚症状が分かりやすくありました。
- 生理前の症状(PMS)がひどくなった
- 不正出血がありパンツに付くくらいの少量の出血が半月くらいある
- 貧血で生理2日目に立ちくらみがするようになった。
これはおかしいなと、子宮がん検診の時に先生に相談すると、子宮内膜ポリープがあると言われました。不妊治療を考えていることを伝えると「ポリープのある場所が悪くて子宮口の近くにあるので、着床しにくくなる恐れがあるためポリープ切除した方がいいですよ」と言われたので、大きな病院に紹介状を書いてもらい手術することになりました。
検査の結果
3泊4日の入院で、子宮内膜ポリープ摘出術を受けました。切除したポリープは3ヶ所にあり全て良性でした。
不妊治療を受ける前に、今まで私が治療してきた歴史になります。
私が伝えたいことは…
気になる症状があれば病院に行って検査してもらって下さい。
『今の自分も未来の自分も、大切にしてほしいです』
「仕事が忙しいからとか」「まいっか」と後回しにしないでください。自分を粗末にしたり後回しにしないで大切にして下さい。
子宮頚がん検査は絶対に定期的に行って下さい‼︎沢山後悔したモムコからのお願いです。
コメント